天使の羽根の降るところ
空を仰いで目を閉じた  天使の羽根が降ってきた
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ブルグミュラー
マンション内のどこのお宅かはまったくわからないけれど、多分そのお宅の子供がピアノを習っているんであろう。
毎日、そんなに長い時間ではないけれど、ピアノの音が聞こえてくる。
ブルグミュラー「25の練習曲」の15番「バラード」
それが、今の課題なのだろう。
年末・・・いや、もっと前だったようにも思うけれど、ずっとこの曲を練習しているようだ。
最初の頃は、今にも止まりそうなくらいトツトツとした感じだったが、今では得意気に弾いているであろうその姿まで浮かびそうなくらいスラスラと弾きこなしている。
その成長振りを壁越し(?)に音でひしひしと感じている。
やっぱり練習って大切なんだなあ、などと、今更ながら思ってみたり。

私も昔、ピアノを習っていた。
今となっては、もう指も思うように動かないし、歯がゆいだけなのだけれど。
でも、やっぱり練習して練習して、スラスラ弾けるようになった時ってホントに気持ち良くて、嬉しかった。
次から次へと与えられる課題に、新しい曲を弾けるようになるのはとても嬉しいことだったけれど、どうも私はずっと覚えているということが苦手なようで、せっかく弾けるようになった過去の曲がどんどん忘れ去られ、そして弾けなくなっていくことが、どことなく寂しかった。
大人になればなるほど、取り組む曲の難易度は上がり、ページ数は増え、でもそれと相反して、一曲に対する思い入れや愛着みたいなものが減っていってしまったように思う。
それはきっと、練習量が少な過ぎて、こなすだけで精一杯で、奥の奥まで味わうところまでたどり着けないうちに手放してしまっていたからだろう。
私はきちんと向き合える環境にいたのだから、もっときちんと向き合うべきだった。
もちろん、そんなことを今更言っても遅いのだけれど。
その時の私には、それよりももっともっと重要に思えることが目の前にあったのだろうから。

そろそろ「バラード」は大きなマルをもらえることだろう。
次は何を練習するのか・・・
ちょっぴり楽しみな私。
あの頃 | comments(0) | trackbacks(0)
高校生の頃
Kind of Love
Kind of Love / Mr.Children


高校生の頃。
友達Yちゃんは野球部のマネージャーをしていて、同じ野球部の先輩に想いを寄せていた。
どれくらいが経った頃だったか・・・Yちゃんの想いは実り、二人はおつき合いをするようになった。
その頃Yちゃんが先輩にもらったと言って大切にしていたカセットテープ。(ここが時代を感じるなあ)
それが、Mr.Childrenだった。
その頃ミスチルはまだそんなに知られていなくて、有名になったのは、このあとすぐだったと思う。
どこへ行ってもミスチルの曲が流れるようになり、ミスチルの名前を耳にするようになった頃、Yちゃんがぽつりと言っていたっけ。
「あーあ。嬉しいんだけど、二人だけの秘密がなくなっちゃったような気分だな」
その気持ちがすごくよくわかって、ちょっとほんわかしてちょっとせつなくてちょっと羨ましくて・・・なんとも言えない気持ちになった私は「そうだね」くらいしか言葉が出てこなかった。
二人がいつまで付き合っていたのか、正直覚えていない。
でも私はミスチルの名前を聞く度に、あの頃を思い出す。

ミスチルの曲で、その頃からものすごく好きな曲がある。
『抱きしめたい』
シングルでもあるけれど、ここはあえてアルバムで。

高校卒業間際、卒業後の進路の決まった同級生たちは、私も含めほとんどの人が自動車教習所に通っていた。
いくつかの教習所がある中でなぜそこを選んだのかは覚えていないのだけれど、私は友達数人と一番遠い教習所へ通っていた。
そこはすごくアットホームな教習所で、通うのがとても楽しかった。
他の教習生とも教官とも受付のお姉さん達ともとても仲良しになって、教習が終わってもう通えなくなるのがとても寂しかった。
無事に免許証を取れた後、友達と教習所へ遊びに行った。
自分達だけでの初めての運転(しかもちょっと遠出)にドキドキしながら。(運転してたのは友達だけど)
その時、車の中でずっと聴いていたのがこの『Kind of Love』というアルバムで、何故かそのことを鮮明に覚えている。
なぜこんなに鮮明なのか、正直自分でもよくわからない。
わからないけれど、どうやら私の中でとても大切な想い出となっているようだ。
このアルバムの発売が1992年だということを知って、ものすごく驚いた。
もうそんなに前なのね。早いなあ・・・。

私は決してミスチルのコアなファンではない。
でもこの『抱きしめたい』という曲は、あの頃からずーっと、きっとこの先も、私の中で色褪せないだろう。
その時々の私にすーっと染み込んできて、ふと口ずさんでしまう。
そんな曲であり続けるだろうな。


「抱きしめたい 溢れるほどに
 君への想いが 込みあげてく
 どんな時も 君と肩をならべて 歩いていける
 もしも君がさみしい時には
 いつも僕がそばにいるから
                『抱きしめたい』」

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